咽頭結膜熱に注意しましょう。(5月23日〜5月29日)
咽頭結膜熱の報告数が前週の約2倍に増えており、年齢群別では6ヶ月から2歳が全体の約8割を占めています。
咽頭結膜熱はプール熱とも呼ばれますが、プール以外に、ウイルスが含まれる咳やくしゃみの飛沫を吸い込んだり、手やタオル、結膜などを介して感染します。感染すると、高熱、のどの痛み、結膜炎といった症状がみられ、高熱は5日前後続くことがあります。頭痛、吐き気、腹痛、下痢を伴うこともあります。症状が重い時は早めに医療機関を受診しましょう。
予防が大切なので、帰宅時や調理、食事の前など、薬用石けんを用いて手を洗い、タオルの共用は避けましょう。また、目やにや涙に触れる時は、直接手が粘膜に触れないよう、ティッシュペーパーを利用しましょう。