RSウイルス感染症が増加しています。(5月30日〜6月5日)
RSウイルス感染症の報告数が先週の約2.0倍、例年の約2.3倍と増加しています。年齢群別は6ヵ月から3歳が全体の約9割を占めており、地域別では、延岡、宮崎市、日向保健所管内からの報告が多くなっています。
この感染症は患者のくしゃみや咳のしぶきを吸い込んだり、ウイルスが付着したドアノブやおもちゃなどを触ったりなめたりすることで感染します。こまめな手洗いや、子供たちが日常的に触れる物の消毒など予防に努めましょう。
また、症状は軽い風邪のような症状から重い肺炎まで様々ですが、初めて感染した場合は重症化しやすい傾向にあります。ゼイゼイ、ヒューヒューと息苦しそうに呼吸をしている、顔色が悪いなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。