ヘルパンギーナに注意しましょう。(6月6日〜6月12日)
ヘルパンギーナは乳幼児を中心に夏に流行する感染症で、例年6月頃から増えはじめ、8月頃に流行のピークを迎えます。
ウイルスを含んだ咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり、便などに含まれるウイルスが手やタオルを介して体に入ることにより感染します。発症すると、38〜40℃の発熱が1〜3日間続き、喉の痛み、口の粘膜の水ぶくれなどがみられ、水ぶくれは痛みを伴います。食事や水分をとることが困難になる場合があるので、脱水症にならないよう注意しましょう。
原因となるウイルスは、症状が治まった後でも2〜4週間の長期にわたり便の中に排出されることがあります。おむつの処理をするときは使い捨ての手袋を使用したり、トイレの後は必ず手洗いを行うなど、二次感染の予防に努めましょう。