RSウイルス感染症に注意しましょう。(7月11日〜7月17日)
RSウイルス感染症の報告数が先週の約1.2倍、例年の約1.1倍とやや増加しています。年齢群別では4歳以下が全体の約9割を占めており、延岡保健所管内からの報告が多くなっています。
この感染症は、年齢を問わず生涯にわたり感染を繰り返します。軽い風邪のような症状から、重い肺炎まで症状は様々ですが、初めて感染した場合は重症化しやすい傾向にあります。ゼイゼイ、ヒューヒューと息苦しそうに呼吸をしている、顔色が悪いなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
また、患者のくしゃみや咳のしぶきを吸い込んだり、ウイルスが付着したドアノブやおもちゃなどを触ったりなめたりすることで感染するため、こまめな手洗いや、子供たちが日常的に触れる物の消毒など予防に努めましょう。