感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(8月29日〜9月4日)
感染性胃腸炎の報告数が先週と比べて約1.2倍と増加しています。特に小林、中央、都城保健所管内からの報告が多く、年齢群別では6ヵ月から1歳が全体の約3割を占めています。
感染性胃腸炎に感染すると、下痢、嘔吐、腹痛等の症状があらわれます。下痢や嘔吐で脱水を起こしやすくなるので、吐き気が落ち着いたら少しずつ水分を摂りましょう。
原因となる細菌やウイルスは、汚染された食品や、手、タオルなどを介して感染します。特に、気温や湿度が高くなるこの季節は細菌による食中毒が発生しやすくなります。食中毒の原因菌の多くは加熱することで十分殺菌できますので、食材はしっかり加熱して食べましょう。また、トイレの後やおむつの処理後、調理や食事の前は必ず石けんと流水で丁寧に手を洗いましょう。