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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和4年第44週号

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(10月31日〜11月6日)

冬の感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の主な原因はノロウイルスで、感染すると1〜2日程度の潜伏期間を経て、嘔吐、下痢、腹痛等の症状が現れます。嘔吐や下痢が続くと脱水症になりやすいため、こまめに水分を摂取しましょう。

また、患者の嘔吐物やふん便処理にも注意が必要です。処理を行うときは、使い捨ての手袋やマスク、エプロンを着用し、拭き取ったペーパータオルなどは袋に密閉して捨てるようにしましょう。トイレやおむつ処理の後は必ず薬用石けんを用いて手洗いを行い、手洗い後は清潔な個人用タオルや使い捨てのペーパータオルを使用し、タオルの共用は避けましょう。

また、ウイルスが残りやすい便器やドアノブなどは、薄めた塩素系の家庭用漂白剤で消毒しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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