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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和5年第7週号

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(2月13日〜2月19日)

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告数が例年の約1.6倍と多くなっています。年齢群別では1歳から4歳が全体の約半数を占めており、中央、小林保健所管内では流行警報レベル開始基準値を超えているため特に注意しましょう。

冬の感染性胃腸炎の主な原因はノロウイルスで、感染すると1〜2日程度の潜伏期間を経て、嘔吐、下痢、腹痛等の症状が現れます。下痢や嘔吐が続くと脱水症になりやすいため、吐き気が落ち着いたら少しずつ水分を摂りましょう。

また、ノロウイルスは感染力が非常に強く、手やタオル、食品などを介して口から体の中に入ることで感染します。予防には手洗いが効果的です。トイレの後やおむつの処理後、調理や食事の前は必ず丁寧に手を洗い、タオルの共用は避けましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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