食中毒に注意しましょう。(3月6日〜3月12日)
延岡・高千穂保健所管内でノロウイルスを原因とした食中毒が発生しました。
ノロウイルスは感染力が非常に強く、手やタオル、食品などを介して口から体の中に入ることで感染します。感染すると1〜2日程度の潜伏期間を経て、嘔吐、下痢、腹痛等の症状が現れます。下痢や嘔吐が続くと脱水症になりやすいため、吐き気が落ち着いたら少しずつ水分を摂りましょう。
予防には手洗いが効果的です。トイレの後やおむつの処理後、調理や食事の前は必ず丁寧に手を洗い、手洗い後はペーパータオルなどを利用し、タオルの共用は避けましょう。
また、患者の嘔吐物やふん便処理にも注意が必要です。処理を行うときは、使い捨ての手袋やマスク、エプロンを着用し、拭き取ったペーパータオルなどは袋に密閉して捨てるようにしましょう。