RSウイルス感染症に注意しましょう。(3月27日〜4月2日)
RSウイルス感染症の報告数が先週の約2.0倍と増加しています。年齢群別は6ヵ月から3歳が全体の約8割を占めており、中央保健所管内からの報告が多くなっています。
この感染症は、年齢を問わず生涯にわたり感染を繰り返す感染症です。軽い風邪のような症状から、重い肺炎まで症状は様々ですが、初めて感染した場合は重症化しやすい傾向にあります。ゼイゼイ、ヒューヒューと息苦しそうに呼吸をしている、顔色が悪いなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
また、患者のくしゃみや咳のしぶきを吸い込んだり、ウイルスが付着したドアノブやおもちゃなどを触ったり、なめたりすることで感染するため、こまめな手洗いや、子供たちが日常的に触れる物の消毒など予防に努めましょう。