ヘルパンギーナの報告数が増加しています。(4月10日〜4月16日)
ヘルパンギーナの報告数が先週の約2.2倍、例年の約4.2倍と多く、年齢群別では1歳から3歳が全体の約8割を占めています。
この感染症は、ウイルスを含んだ咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり、便などに含まれるウイルスが手やタオルを介して体に入ることにより感染します。発症すると、38〜40℃の発熱が1〜3日間続き、喉の痛み、口の粘膜の水ぶくれなどがみられ、水ぶくれは痛みを伴います。食事や水分をとることが困難になる場合があるので、脱水症にならないよう注意しましょう。
また症状が治まった後でも2〜4週間の長期にわたり便の中に排出されることがあるので、おむつの処理をするときは使い捨ての手袋を使用したり、トイレの後は必ず手洗いを行うなど、二次感染の予防に努めましょう。