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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和5年第16週号

先週に引き続きヘルパンギーナの報告数が増加しています。(4月17日〜4月23日)

ヘルパンギーナが先週の約1.9倍、例年の約6.1倍と報告数の多い状態が続いています。年齢群別では1歳から4歳が全体の約8割を占めており、宮崎市、延岡保健所管内からの報告が多くなっています。

この感染症は、発症すると、突然の発熱、喉の痛み、口の粘膜の水ぶくれなどがみられます。水ぶくれは痛みを伴い、食事や水分をとることが困難になる場合があるので、脱水症にならないよう注意しましょう。まれに髄膜炎などを合併することがあるため、発熱、頭痛、嘔吐などの症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。

また、症状が治まった後も長期間、便の中に排出されることがあるので、おむつの処理には使い捨て手袋を使用したり、トイレ後は手洗いを行うなど、二次感染の予防に努めましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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