ヘルパンギーナが警報レベル基準値を超えました。(5月22日〜5月28日)
ヘルパンギーナの定点当たりの報告数が流行警報レベル基準値を超えました。特に中央、宮崎市、延岡保健所管内からの報告が多く、年齢群別では1歳から4歳が全体の約8割を占めています。
この感染症は、ウイルスを含んだ咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり、便などに含まれるウイルスが手やタオルを介して体に入ることにより感染します。発症すると、突然の発熱、喉の痛み、口の粘膜の水ぶくれなどがみられ、水ぶくれは痛みを伴います。食事や水分をとることが困難になる場合があるので、脱水症にならないよう注意しましょう。
また、症状が治まった後も長期間、便の中に排出されることがあるので、おむつの処理には使い捨て手袋を使用したり、トイレ後は手洗いを行うなど、二次感染の予防に努めましょう。