ヘルパンギーナが引き続き警報レベル基準値を超えています。(5月29日〜6月4日)
ヘルパンギーナの報告数が先週に引き続き流行警報レベル基準値を超えています。特に宮崎市、中央、都城保健所管内からの報告が多く、年齢群別では1歳から4歳が全体の約8割を占めています。
この感染症は、乳幼児を中心に夏に流行する感染症で、発症すると、38〜40℃の発熱が1〜3日間続き、喉の痛み、口の粘膜の水ぶくれなどがみられます。水ぶくれは痛みを伴い、食事や水分をとることが困難になる場合があるので、脱水症にならないよう注意しましょう。まれに髄膜炎などを合併することがあるため、発熱、頭痛、嘔吐などの症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。
また、症状が治まった後でも長期間便中にウイルスが排出されます。おむつの処理やトイレの後は必ず手を洗いましょう。