引き続きヘルパンギーナに注意しましょう。(7月3日〜7月9日)
ヘルパンギーナが例年の約9.6倍と報告数の多い状態が続いています。年齢群別では1歳から3歳が全体の約6割を占めており、小林、延岡保健所管内からの報告が多くなっています。
この感染症は、発症すると、38〜40℃の発熱が1〜3日間続き、喉の痛み、口の粘膜の水ぶくれなどがみられます。水ぶくれは痛みを伴い、食事や水分をとることが困難になる場合があるので、脱水症にならないよう注意しましょう。まれに髄膜炎などを合併することがあるため、発熱、頭痛、嘔吐等の症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。
また、症状が治まった後も長期間、便の中に排出されることがあります。おむつの処理には使い捨て手袋を使用したり、トイレ後は手洗いを行うなど、二次感染の予防に努めましょう。