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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和5年第34週号

手足口病に注意しましょう。(8月21日〜8月27日)

手足口病の報告数が先週の約1.3倍、例年の約2.0倍と多く、年齢群別では6ヵ月から3歳が全体の約8割を占めています。延岡、中央保健所管内では流行警報レベル開始基準値を超えているため注意しましょう。

手足口病は、患者の咳やくしゃみの飛沫、便にふくまれるウイルスが、手指等を介して体に入ることで感染します。発症すると、手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれが生じます。口の中の水ぶくれは痛みを伴うので、刺激の少ないものを与え脱水にならないよう注意しましょう。通常は3〜7日程度で回復しますが、まれに脳炎や髄膜炎などを合併することがあります。水分をあまり飲まない、高熱が続く、吐いてぐったりしているといった症状がある時は、すぐに医療機関を受診しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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