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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和5年第43週号

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が増加しています。(10月23日〜10月29日)

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が先週の約1.4倍、例年の約4.3倍と多くなっています。特に延岡、都城、宮崎市保健所管内では流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。

この感染症は、患者の咳やくしゃみなどに含まれる菌を吸い込んだり、手指を介して菌が体の中に入り感染します。突然の発熱やのどの痛み、体や手足の発疹などが現れ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。治療には抗生物質を使いますが、途中でやめると再発する可能性があります。症状が治まった後も、医師に指示された期間はきちんと薬を飲みましょう。

また、日頃から石けんを使ってこまめに手を洗い、手洗い後は清潔な個人用タオルや使い捨てのペーパータオルを使用し、タオルの共用は避けましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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