県内で咽頭結膜熱が増加しています。(11月6日〜11月12日)
咽頭結膜熱の県内定点当たり報告数が流行警報レベル開始基準値を超えました。先週の約1.4倍、例年の約7.3倍と多くなっており今後も注意が必要です。年齢群別では1歳から4歳が全体の約7割を占めています。
咽頭結膜熱は、ウイルスが含まれる咳やくしゃみの飛沫を吸い込んだり、手やタオル、結膜への接触などを介して感染します。発症すると、高熱、のどの痛み、結膜炎といった症状がみられます。まれに重症化することもあるため、症状が重い時は早めに医療機関を受診しましょう。
また、日頃から石けんを用いたこまめな手洗い、子供たちが日常的に触れる物の消毒など予防に努めましょう。手洗い後は、清潔な個人用タオルや使い捨てのペーパータオルを使用し、タオルの共用は避けましょう。