インフルエンザが増加しています。(12月4日〜12月10日)
インフルエンザの定点当たりの報告数が、3週連続で流行警報レベル開始基準値である「30」を超えており、先週の約1.4倍、例年の約25.4倍と多くなっています。県内ほとんどの保健所で流行警報レベル開始基準値を超えており、特に高鍋、延岡、中央保健所管内からの報告が多くなっています。年齢群別では15歳未満が全体の約8割を占めています。
インフルエンザは、発症すると38度以上の発熱、頭痛、関節痛や筋肉痛といった全身の症状や、咳や鼻水などの症状が現れます。通常1週間程度で軽快しますが、子どもや高齢者では脳症や肺炎などを合併し重症化することもあるため、いつもと様子が違う時や、体調が悪化した時などは早めに医療機関を受診しましょう。