咽頭結膜熱に注意しましょう。(12月11日〜12月17日)
咽頭結膜熱の定点当たり報告数が、6週連続で流行警報レベル開始基準値を超えています。特に都城、宮崎市保健所管内からの報告が多く、年齢群別では1歳から5歳が全体の約7割を占めています。
咽頭結膜熱は、ウイルスが含まれる咳やくしゃみの飛沫を吸い込んだり、手やタオル、結膜への接触などを介して感染します。発症すると、高熱、のどの痛み、結膜炎といった症状がみられ、高熱は5日間前後続くことがあります。頭痛や吐き気、激しい咳等を伴うこともあるため、症状が重い時は早めに医療機関を受診しましょう。
予防のために、日頃から石けんを用いてこまめに手を洗い、手洗い後は、清潔な個人用タオルや使い捨てのペーパータオルを使用し、タオルの共用は避けましょう。