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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和6年第2週号

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(1月8日〜1月14日)

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告数が先週と比べて約1.9倍と増加しています。年齢群別では1歳から2歳が全体の約3割を占めており、保健所別では小林、中央、日南保健所管内からの報告が多くなっています。

冬の感染性胃腸炎の主な原因はノロウイルスで、感染すると1〜2日程度の潜伏期間を経て、嘔吐、下痢、腹痛等の症状が現れます。下痢や嘔吐が続くと脱水症になりやすいため、吐き気が落ち着いたら少しずつ水分を摂りましょう。症状が重い時は早めに医療機関を受診しましょう。
また、ノロウイルスは感染力が非常に強く、手やタオル、食品などを介して口から体の中に入ることで感染します。予防には手洗いが効果的です。トイレの後やおむつの処理後、調理や食事の前は必ず丁寧に手を洗いましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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