A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が増加しています。(1月15日〜1月21日)
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が先週の約1.8倍、例年の約3.4倍と多くなっています。特に宮崎市、中央、日南保健所管内からの報告が多く、年齢別では4歳から7歳が全体の約半数を占めています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、患者の咳やくしゃみなどに含まれる菌を吸い込んだり、手指を介して菌が体の中に入り感染します。突然の発熱やのどの痛み、体や手足の発疹などが現れ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。日頃から手洗いの徹底や、タオルの共用を避けるなど予防を行いましょう。
治療には抗生物質を使いますが、途中でやめると再発する可能性があります。症状が治まった後も、医師に指示された期間はきちんと薬を飲みましょう。