咽頭結膜熱が増加しています。(2月5日〜2月11日)
咽頭結膜熱の定点あたり報告数が先週の約1.3倍、例年の約5.5倍と増加しています。特に中央、日南保健所管内からの報告が多く、年齢群別では1歳から4歳が全体の約7割を占めています。
咽頭結膜熱は、ウイルスが含まれる咳やくしゃみの飛沫を吸い込んだり、手やタオル、結膜への接触などを介して感染します。発症すると、高熱、のどの痛み、結膜炎といった症状がみられます。頭痛や吐き気、激しい咳等を伴うこともあるため、症状が重い時は早めに医療機関を受診しましょう。
また、日頃から石けんを用いたこまめな手洗い、子どもたちが日常的に触れる物の消毒など予防に努めましょう。手洗い後は、清潔な個人用タオルや使い捨てのペーパータオルを使用し、タオルの共用は避けましょう。