百日咳が多く報告されました。(4月1日〜4月7日)
今週は宮崎市保健所管内から百日咳が多く報告されました。年齢別では、0歳から4歳が4人、5歳から9歳が5人、10歳代が2人となっています。
百日咳は、患者の咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり、菌が付着したタオル等を介したりすることで感染します。かぜのような症状から始まり、発熱はないか微熱程度ですが、次第に咳の回数が増え、息を吸う時にヒューという音が出ます。特に6か月未満の乳児は重症化しやすく注意が必要です。
大人は咳が長引いても症状が軽いことが多く、気づかないうちに周囲にうつすことがあります。咳などの症状があるときは、乳幼児との接触を避け、早めに医療機関を受診しましょう。
また、予防にはワクチン接種が効果的です。定期接種は生後2か月から可能ですので、母子健康手帳で確認しましょう。