県内で手足口病が増加しています。(5月27日〜6月2日)
手足口病の県内定点当たり報告数が今年初めて流行警報レベル開始基準値を超えました。年齢別では6ヵ月から2歳が全体の約9割を占めており、特に、延岡、日向、小林保健所管内からの報告が多くなっています。例年と比べても約2倍と多い状態が続いているため今後も注意が必要です。
手足口病は、発症すると手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれができます。口の中の水ぶくれは痛みを伴うため、刺激の少ない食べやすいものを与え、脱水等に注意しましょう。
また、患者の咳やくしゃみの飛沫、便に含まれるウイルスが、手指等を介して体に入ることで感染します。日頃から石けんを使ってこまめに手を洗い、手洗い後は清潔な個人用タオルや使い捨てのペーパータオルを使用し、タオルの共用は避けましょう。