A群溶血性レンサ球菌咽頭炎に気をつけましょう。(9月2日〜9月8日)
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が例年の約3.2倍と多い状況です。特に日南、高鍋、宮崎市保健所管内からの報告が多く、年齢別では5歳から8歳が全体の約半数を占めています。
この感染症は、突然の発熱やのどの痛み、体に発疹などが現れ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。家族にもうつる可能性があるため、患者と極力接触を避け、うがい、手洗いを行い家庭内の感染を予防することが重要です。手洗いは、薬用石けんを使って30秒以上しっかりもみ洗いしましょう。手洗い後は、清潔な個人用タオルや使い捨てのペーパータオルを使用し、タオルの共用は避けましょう。
また、家族に患者と同様の症状がみられた際は、早めに医療機関を受診しましょう。