手足口病の報告が増加しています。(10月28日〜11月3日)
手足口病の定点当たり報告数が8週連続で流行警報レベル開始基準値を超えており、注意が必要です。先週の約1.3倍、例年の約7倍で、今年最も多くなっています。
この感染症を発症すると、手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれができます。口の中の水ぶくれは痛みを伴うので、刺激の少ないものを与え脱水にならないよう注意しましょう。通常は、3〜7日程度で回復しますが、まれに髄膜炎や脳炎などを合併することがあります。水分をあまり飲まない、高熱が続く、吐いてぐったりしているときは、すぐに医療機関を受診しましょう。
また、以前にかかったことがあっても再び感染する場合があります。日頃からトイレの後や食事の前などの手洗い等、感染予防に取り組みましょう。