インフルエンザに注意しましょう。(11月4日〜11月10日)
インフルエンザの定点当たり報告数が1.5で、先週の約1.9倍と増加しています。年齢別では15歳未満が全体の約8割を占めています。発症すると38度以上の発熱、頭痛、関節痛、咳や鼻水などの症状が現れます。子どもや高齢者では脳症や肺炎などを合併し重症化することもあるため注意が必要です。
予防には、こまめな手洗いが重要です。石けんを使って丁寧に手を洗い、手洗い後はペーパータオル等を利用し、タオルの共用は避けましょう。また、咳やくしゃみなどの症状がある場合は、マスク着用などの咳エチケットを心がけましょう。
なお、インフルエンザのワクチンは重症化予防に効果的です。効果が現れるまで2週間程度かかるので、本格的な流行の前に接種を検討しましょう。