感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(11月18日〜11月24日)
延岡保健所管内の保育施設で感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の集団発生事例の報告がありました。
冬の感染性胃腸炎の主な原因はノロウイルスで、感染すると1〜2日程度の潜伏期間を経て、嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現れます。このウイルスは感染力が非常に強く、手やタオル、食品などを介して口から体内に入ることで感染します。嘔吐や下痢が続くと脱水症になりやすいため、吐き気が落ち着いたら少しずつ水分を摂りましょう。脱水症状がひどい場合には早めに医療機関を受診しましょう。
予防は手洗いが効果的です。調理や食事の前、トイレやおむつの処理後は必ず石けんを使って丁寧に手を洗いましょう。手洗い後はペーパータオルなどを利用し、タオルの共用は避けましょう。