百日咳に注意しましょう。(5月12日〜5月18日)
百日咳の報告が、0歳から4歳が2人、5歳から9歳が15人、10代が49人、20代が3人、30代、40代、60代が各2人、70代が1人で、合計76人でした。年齢別では、10代が全体の約6割を占めています。
百日咳は、患者の咳や飛沫に含まれる菌を吸い込むことで感染します。風邪のような症状から始まり、次第に咳の回数が増え、息を吸うときにヒューと音がでます。特に6か月未満の乳児は、重症化しやすく入院が必要な場合もあります。
大人は咳が長引いても症状が軽いことが多く、気がつかないうちにワクチン未接種の乳幼児にうつすこともあります。こどもも大人も咳が長引く場合は早めに医療機関を受診し、医師に指示されたとおりに薬を服用しましょう。