百日咳に気をつけましょう。(5月19日〜5月25日)
百日咳の報告が、0歳から4歳が6人、5歳から9歳が20人、10代が49人、20代が1人、30代が2人、40代が1人、50代が2人、70代が1人で、合計82人でした。
予防には、せっけんを使ってのこまめな手洗いや咳エチケット、ワクチン接種が有効です。定期接種は、生後2ヵ月から可能ですので、接種を検討しましょう。
また、家庭内感染も報告されています。特に6ヵ月未満の乳児は、肺炎や脳症などの合併症をおこすことがあり注意が必要です。大人は比較的症状が軽く、受診・診断が遅れ、気がつかないうちに周囲にうつすことがあります。乳児の周りでは気をつけましょう。咳が長引く場合や家族に患者と同様の症状がみられる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。