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所長紹介 -藤本 英博 ８代目所長-
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藤本 英博（ふじもと ひでひろ）
木材利用技術センター８代目所長 |
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木材利用技術センターは開所２１年目を迎えております。
近年、SDGsやゼロカーボン社会などの持続可能な経済社会づくりへの関心が一層高まる中、林業・木材産業分野では、二酸化炭素放出の削減や抑制を図る上で、適切な森林整備による吸収量の確保や建築物等の木造化・木質化による炭素貯蔵、バイオマスエネルギー利用による排出削減などの取組が大きく期待されております。
当センターにおきましては、このような情勢も踏まえ、本県の豊かな森林資源、特にスギのフル活用に向け、産学官連携のもと、木材の特性や性能の解析、製材や乾燥、部材、構法の技術開発をはじめ、建築分野への技術支援に加え、抽出成分の有効利用やバイオマスの用途開発など、地域ニーズに密着した研究開発を進めております。
コロナ禍の厳しい状況下ではありますが、当センターに蓄積された知見や技術を活かし、森林資源の循環利用に資する木材利用技術の国内外への発信を図るとともに、人・環境に優しい木の香あふれるまちづくりに貢献してまいります。
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