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トピック
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11月1日(木)、8日(木)、15日(木)に、宮崎県立都城西高等学校フロンティア科(5人)の校外探究講座がありました。3日間の講座を通してフロンティア科の生徒さんに、木材の腐朽やシロアリによる被害といった木材の基礎知識、木材の人工乾燥などといった加工方法など、木材の有用性について知識を深めてもらいました。 |
○1日目 11月1日(木)
講義:木材を腐朽するきのこ類の性質、培養法について
実験:菌の単離と培養
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○2日目 11月8日(木)
講義:シロアリの生態、特性について
実験:シロアリの腹中にすむ原生生物の顕微鏡観察 |
○3日目 11月15日(木)
講義:木材の乾燥について
実験:スギ、ヒノキ、マツの3種類の木材の重量、体積、密度の測定 |
フロンティア科の生徒さんは、メモを取りながら真剣に職員の講義を聞き、「シロアリに食べられやすい木はあるのですか。」など各自疑問に思ったことを質問をしていました。また、シロアリの解剖やきのこから菌を分離する作業など、一人ずつ順番に作業する実験では、他の人が作業をしている時でも、自分の順番に備えて真剣な面持ちでその様子を見ていました。
今回の講座では、普段、学校ではなかなか体験できないような実験もあったので、この体験を通して木材の有用性の知識と興味を深めてもらえたのではないかと思っています。 |
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センター職員による講義 |
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きのこを培養するための培地を作製 |
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分離作業 |
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