トピック
都城工業高等専門学校のインターンシップがありました。物質工学科4年生(1人)と専攻科物質工学専攻1年生(2人)がそれぞれ1週間から2週間の日程で様々な研究をしました。
インターンシップの内容
学生
物質工学科4年生
専攻科物質工学専攻1年生
人数
1人
2人
期間
平成26年8月25日(月)から8月29日(金)まで
平成26年7月22日(火)から8月4日(月)まで
平成26年8月18日(月)から8月29日(金)まで
センター担当部
材料開発部
材料開発部
主な学習内容
○未利用資源のスギ樹皮を用いて、化学合成接着剤を用いないボードやブロックなどのエコ資源を作成
○木材の主成分であるホロセルロース等の分析
○近年、利用が激減しているタケを半炭化という手法を用いて、エネルギー資源としての価値を評価
スギ樹皮を用いたボードの作成(物質工学科4年生)
木材に含まれる成分の量を分析(専攻科物質工学専攻1年生)
左:炭の粉砕作業、右:熱分解強度の分析(専攻科物質工学専攻1年生)
インターンシップを終えて
<学生からの感想>
3人の学生からは、「学校では使ったことがない機械を使うことができて楽しかったです。」、「研究職に興味があり、地元の研究機関であるセンターに来ました。研究は、失敗しても自分で課題を見つけて、克服できることが良いことだと思います。とても良い体験になりました。」などの感想を聞くことができました。
<木材利用技術センターからのメッセージ>
今回のインターンシップでは、細かい作業がたくさんありましたが、根気強く、丁寧に作業をされていたことがとても印象的でした。社会に出られると、様々な課題と向き合うことと思います。課題の解決には、根気強さ、地道な努力が重要です。今回のインターンシップで示されたように、今後も根気強く、努力を続けられ、さらに成長されていくことを期待しています。(材料開発部 部員)
宮崎県木材利用技術センター
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