本文へスキップ
センター紹介 研究 利用方法 刊行物 木材の豆知識 その他 サイトマップ

 

トピック

宮崎県立都城西高等学校フロンティア科による 校外探求講座の受け入れを行いました
 
 令和2年7月7日(火)、14日(火)に、宮崎県立都城西高等学校フロンティア科2年生(6人)による校外探求講座の受け入れを行いました。計4つの講座を通して、県産スギの特性や強度、木造建築物などについて当センターの研究員が講義を行いました。

校外探求講座の概要

日にち 内  容
 7月 7日(火)
  (13:30〜14:40
センターの業務内容、宮崎の森林・林業・木材産業について、施設内視察 (企画管理課)
 7月 7日(火)
  (14:50〜16:00
木材の基礎知識、木材の密度測定及び樹種判別 (材料開発部)
 7月14日(火)
  (13:30〜14:40
スギの特性、曲げ試験(スギの曲げ強さを求める) (木材加工部)
 7月14日(火)
  (14:50〜16:00
建築物の設計方法について、木造住宅の設計 (構法開発部)
   

校外探求講座中の様子

<企画管理課> 
講義の様子1 講義の様子2
センター業務説明 施設見学
 
<材料開発部>
講義の様子3 講義の様子4
木材の密度測定  木材の樹種判別
 
<木材加工部>
講義の様子5 講義の様子6
 スギの特性に関する説明 スギ材の強度測定
 
 <構法開発部>
講義の様子7 講義の様子8
建築物の設計方法についての説明 図面発表
 
  生徒の皆さんから、「センターの建物の見えている部分が全て木で建てられていて、とても落ち着く空間だなと思いました。」「木は金属よりも劣った素材だと思っていましたが、特有の性質があり、全く劣らないものだと知ることができました。」「木と木をねじなどを使わずに組み立てる事ができるというのが、印象に残りました。」「木は1本1本二酸化炭素を”固定”する性質を持つこと、その性質を活用すれば地球温暖化を防ぐことにつながる事を知り、木にはまだ私達の知らない能力が沢山あるだろうなと思いました。」「同じ木でも部位によって強さが違うなど初めて知る事が沢山でとても驚きました。」「木は何トンもの圧力に耐える事ができ、建物にも利用できる万能な物だなと思いました。」などの感想を聞くことができました。
 今回の当センターでの校外探求講座で学び体験したことを、木について考えるきっかけとして、今後の進路選択などに生かされることを期待しています。