【フィッシング】
全国屈指の好ポイントで豪快な釣りを
県内各地に好ポイントが多い宮崎の釣り場の中で、もっとも早くから全国的な注目を集めたのが、島浦島(延岡市)からビロウ島(門川町)にかけての一帯と、南郷水島(日南市)周辺のメジナ釣りだった。磯釣りブームが始まった昭和40年代から現代まで、全国屈指の好ポイントとして知られている。
メジナをはじめ、イシダイ、マアジ、マダイ、イサキ、カンパチ、スズキなど釣りものは多いが、最近の注目は、海のルアーフィッシングだ。
中でも船からメタルジグや鯛ラバーを使うルアー釣りは、釣り方が比較的簡単なことに加えて、マダイやブリ、カンパチをはじめマハタ、オオモンハタなど、食べておいしく型の良い魚が釣れるとあって、近年、専門の乗り合い船も就航するようになっている。
また、宮崎ならではの対象魚として、全国のファンの憧れになっているのがオオニベだ。イシモチを大きくしたような魚で、最大150センチに達するといわれる巨大魚。宮崎県水産試験場の種苗放流で資源が増え、沖釣りのほか、宮崎市から延岡市にかけての海岸からも狙うことができる。

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