掲載開始日:2021年3月24日更新日:2024年4月5日
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平成18年度に実施した日向灘地震による被害想定について、東日本大震災をふまえた最新の知見による被害想定調査を実施しました。
項目 |
日向灘地震 (令和2年度) |
南海トラフ巨大地震等 (令和元年度) |
---|---|---|
最大震度 |
6強 | 7 |
最大浸水面積 | 約3,070ha | 約14,280ha |
最大津波高 | 6m | 17m |
最短津波到達時間 | 約12分 | 約14分 |
建物被害(全壊) | 約16,000棟 | 約80,000棟 |
人的被害(死者) | 約1,700人 | 約15,000人 |
日向灘地震による被害想定は、南海トラフ巨大地震等による被害想定に包含されますが、相当数の被害が想定されることが分かりました。
また、津波の到達時間が南海トラフ巨大地震等よりも早まる地域があることが分かりました。詳しい調査の結果、浸水区域が小さくなるため、南海トラフ巨大地震等対策と同様の早期避難行動を取れば避難可能であることが判明しましたので、早期避難行動に係る県民意識の更なる向上を図って参ります。
震度分布及び液状化可能性のGISデータを、ひなたGIS上で御覧いただけるようになりました。サイト内右上の「背景」から「防災フォルダ」、「震度分布(日向灘地震、R2)」又は「液状化可能性(日向灘地震、R2)」を選択してください。
また、宮崎県オープンデータカタログサイトからShapefileをダウンロードできます。
令和6年4月5日
日向灘北部に震源を有するケース及び日向灘南部に震源を有するケースによる計測震度を重ね合わせた最大計測震度から、震度階級に区分しています。
震度階級 | 計測震度 |
---|---|
4 | 3.5以上4.5未満 |
5弱 | 4.5以上5.0未満 |
5強 | 5.0以上5.5未満 |
6弱 | 5.5以上6.0未満 |
6強 | 6.0以上6.5未満 |
液状化可能性が「大」であっても、全域が液状化するのではなく、ある限定された割合にとどまります。過去の事例などでは、地形により1%~25%の液状化面積率が示されています。たとえば、県内の平野部で多くみられる後背湿地などでの液状化面積率は3%程度、埋立地においては20%程度といわれています。
PL値 | 液状化可能性 |
---|---|
15<PL | 大 |
5<PL≦15 | 中 |
0<PL≦5 | 小 |
0=PL | なし |
日向灘地震による津波浸水想定及び津波浸水開始時間予測のGISデータを、ひなたGIS上で御覧いただけるようになりました。サイト内右上の「背景」から「防災フォルダ」、「津波浸水想定(日向灘地震、R2)」又は「津波浸水開始時間(日向灘地震、R2)」を選択してください。
また、宮崎県オープンデータカタログサイトからShapefileをダウンロードできます。
令和6年4月5日
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総務部危機管理局危機管理課南海トラフ・大規模災害対策担当
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