平成29年度宮崎県総合防災訓練の実施について
目的
南海トラフ巨大地震を想定し、災害発生直後の活動から応急復旧活動までの様々な活動にかかる関係機関との連携強化を図るとともに、住民の避難訓練等を実施による県民の防災意識の向上を図ることを目的とし訓練を実施します。
なお、今年度の訓練は国土交通省び宮崎市と連携して、大規模津波防災総合訓練及び宮崎市防災訓練と同時開催となります。
実施日時・場所
- 平成29年11月3日(金・祝)8時45分~12時00分
訓練会場位置図
訓練内容
(1)メイン会場(宮崎港東地区13号岸壁)
国土交通省HP(外部サイトへリンク)
- 避難訓練
- 宮崎港津波避難施設「命の丘」への住民及び外国人留学生等による避難訓練
- 情報収集・伝達訓練
- ヘリ及び航空機による上空からの情報収集・映像伝送
- バイク隊、船舶等による被災情報収集
- 衛星通信車等での情報収集・映像伝送
- 救命・救助訓練
- ヘリや船舶による孤立者・海上漂流者の救助
- 倒壊家屋、破損車両からの救助・救出、トリアージの実施、被災者の身元確認、延焼中のがれき等の消火活動
- 道路啓開訓練
- 路面段差解消、重機等によるがれき撤去・被災車両の移動
- 浸水対策訓練
- 堤防応急復旧、TEC-FORCE排水ポンプ車による排水活動
- 航路啓開訓練
- ライフライン復旧訓練
- 物資輸送訓練
- 大型ヘリによる緊急車両等空輸
- カーフェリー、巡視船等による緊急物資の輸送、給水支援、燃料供給支援
(2)サテライト会場
サテライト会場タイムスケジュール(PDF:516KB)
- 避難訓練(JR青島駅付近)
- 避難・避難所開設運営訓練(大宮小学校)
- 宮崎市立大宮小学校への地域住民及び外国人留学生の避難
- 中長期にわたる避難生活を想定した避難所運営
- 本部運営訓練(宮崎県庁、宮崎市役所、中部農林振興局)
- 宮崎県や宮崎市の災害対策本部と関係機関による情報伝達・連絡調整
- 緊急輸送のための交通の確保等訓練(宮崎土木事務所、中部港湾事務所)
- 緊急輸送地域ルートや宮崎港の緊急点検実施と情報伝達
- 災害時医療活動訓練(宮崎市郡医師会病院、航空自衛隊新田原基地)
- 災害拠点病院におけるトリアージ及び応急処置、SCUの開設・運営
- 物資調達に係る訓練(九州西濃運輸、都城トラック団地、宮崎市総合体育館)
- 広域物資輸送拠点、地域内物資輸送拠点における物資受入・仕分・輸送
- 燃料供給訓練(宮崎市内中核給油所、宮崎市郡医師会病院)
その他
- メイン会場となる宮崎港では、上記訓練の他に、体験コーナーや展示コーナーが設けられるほか、訓練終了後には訓練使用車両、船舶等の一般公開も13時まで予定しています。