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掲載開始日:2021年12月28日更新日:2021年12月28日

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令和3年度知事とのふれあいフォーラム地域版(第2回)

内容

開催日時など

開催日

令和3年12月16日(木曜日)

午後1時30分から午後3時まで

場所

宮崎公立大学交流センター

意見交換テーマ

未来に残したいもの、かわっていくもの

参加者

宮崎市の皆さん13名

ふれあいフォーラムの内容

知事挨拶

  • 本日は、大変ご多用のところ貴重な時間をいただき感謝申し上げる。新型コロナの感染状況が比較的落ち着いている中で皆さまと直接意見交換ができ、大変ありがたい。
  • 宮崎市でのふれあいフォーラム(地域版)開催は3回目であり、平成28年2月以来、5年10か月ぶり。
  • 県民人口106万人の中で、人口40万人の宮崎市の存在は極めて大きい。本日は、皆さまとともに宮崎市のことを考えるが、宮崎市について考えると県全体の課題に及ぶという思いで楽しみに来たところ。
  • 第6波を防ぎながら、社会経済活動の回復に取り組み、ポストコロナを見据えた次なる段階にいかに結びつけていくかが重要な課題。宮崎カーフェリーの問題、屋外型トレーニングセンターなど、県全体の発展のための取り組みは、全て宮崎市に関わる重要な政策課題になってくると考える。
  • 限られた時間ではあるが、ぜひ全員にご発言いただき、実りある時間となるよう頑張りたいのでよろしくお願いする。

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フォーラムの様子

知事あいさつ

意見交換の様子その1

 

意見交換の様子その2

集合写真

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主な意見など

  • 登下校時の見守り活動を行う中で、新型コロナの影響によりマスクの着用や大声を出せない状況が続き、子どもたちの元気がなくなり、あいさつが少なくなったと感じている。コミュニケーション能力の低下や人間関係の希薄化を憂慮している。自治会活動において世代間交流にも注力する必要がある。
  • 今年度、空室となっている県営住宅の一室を初めて地域住民の居場所/憩いの場として提供いただいたことに感謝。ぜひ他の市町村にも広げてほしい。
  • コロナ禍で子どもたちの体験活動の場が圧倒的に不足している。子どもたち自身で企画立案をさせ、大人がサポートするような地域づくりが大切。
  • コロナ禍における高齢者の健康づくりが課題。長引く外出自粛による活動の低下や引きこもりも見られる。高齢者クラブの活動についても、早く従来のように行なっていかなければならない。
  • 消防団員の減少が著しい。昨年度は、宮崎市だけで50人、県内で250人減少した。新型コロナの影響による活動の自粛もあり、参加につながらない。今後は、消防団の必要性など段階ごとに団員確保に向けたサポートをいただけるとありがたい。
  • 学校の休校により、障がい者の自立支援の現場はフル稼働となり、マンパワー不足を強く感じた。人材確保、人材育成が課題。
  • オンラインでの会議など、自立支援の支援者同士でのやり取りができるようになったことは収穫。「コロナに負けないぞ!」という機運醸成が必要。
  • 新型コロナの影響でEC(電子商取引)の取引高と相談が急増している。県内のICT企業を活用し、宮崎の地域ブランドの掘り起こしや全国、世界への魅力発信を強力に推進してほしい。
  • コロナでホテル・旅館は大打撃を受けた。少子高齢化の中で、交流人口を増やすことが必要。インバウンドは数年は戻らないと思うので、国内旅行で宮崎に来た県外観光客に住んでみたいと思われる街にし、移住や子育ての支援を充実させることが重要。
  • 各団体は、この2年間、団体活動の8割ができなかった。その中で、組織の中で生かされていたことに気がついた。
  • 自治会や消防団、婦人会など、大切だと言われる地域活動を支える団体の組織率低下が著しい。実態把握と地域活動や組織活動を維持するための支援をお願いしたい。
  • 県職員や市職員で、退職後に地域の組織に入る人が少ない。
  • 民生委員・児童委員の改選を来年に控えている。事前調査によると、約半数が退任の意向を示しており、危機感を持っている。その原因の1つである75歳未満という年齢要件を撤廃し、元気高齢者が引き続き活躍できる体制づくりをお願いしたい。
  • 地域住民の安心安全を守り、災害への備えをきちんと行なえるよう、自治会加入率を上げるための取り組みをお願いしたい。加入率を上げることがまちづくりの基本。
  • 県外の人が宮崎に投資しやすいよう建築基準(容積率)の見直しをお願いしたい。
  • 人口減少対策のためにも、移住者や外国人労働者にとって魅力あるまち・商店街づくりが必要。
  • コロナ禍におけるイベントなどの開催・中止の判断基準についての考え方や若者の投票率向上へ向けての取り組みについてアドバイスをお願いしたい。
  • 野菜の消費が少なく価格が上がらない上に、材料費や維持費などの必要経費はかさんでおり、収入につながらない。この状況が続いては、新規就農者の確保も難しいと思うので、野菜農家への支援をお願いしたい。
  • 消防団など、農家は地域活動の担い手になる場面が多い。農業の担い手確保に対する支援があれば、地域を守り維持できると思う。
  • 健康づくり、地域づくりのため、スポーツイベントに参加してほしい。
  • 人口減少、少子化対策として、子どもたちを国民みんなで育んでいくために、介護保険と同様に「こども保険」のような仕組みを検討する必要があるのではないか。

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知事総括

  • 本日皆さまからいただいたご意見は、県全体を視野に入れた話につながっていると改めて感じたところ。
  • コロナ禍でさまざまな課題があるが、課題解決へ向けてしっかり対応することが宮崎の将来につながっていくという思いのもと、今後も市町村や各団体と連携を図りながら施策を進めてまいる。

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お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-27-3003

メールアドレス:kohosenryaku@pref.miyazaki.lg.jp