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掲載開始日:2026年2月26日更新日:2026年2月26日

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令和8年1月15日開催の宮崎県公安委員会会議録

開催日時

令和8年1月15日(木曜)13時00分~14時05分

出席者

公安委員会

松山昭委員長、山下恵子委員、佐々木慈舟委員

警察本部

本部長、警務部長、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、首席監察官、情報通信部長、警察学校長、サイバー戦略局長、総務課長

第1.本会議

1.報告

(1)令和7年中における被疑者取調べ監督の実施状況について

警務部長から、

  • 被疑者取調べ監督の実施状況、適正な被疑者取調べのための取組状況、警察庁による実地点検の受検

について報告があった。
委員が、「令和7年の被疑者取調べの件数と視認件数が前年より増えた原因は何か。」旨質問したところ、警務部長から、「取調べ件数が増加した要因は、事件検挙が増加したためであり、それに伴い被疑者取調べの視認件数も増えている。」旨の説明を受けた。
委員が、「様々な教養により被疑者取調べの監督対象行為が未然に防がれていると思うので、今後も教養を継続してもらいたい。」旨発言した。
委員が、「被疑者取調べの視認状況は、その都度、記録しているのか。」旨質問したところ、警務部長から、「本部の巡察官や署の監督官等が視認するたびに視認時間や取調べ状況を確実に記録している。」旨の説明を受けた。
委員が、「本部の巡察官が被疑者取調べを視認するのは、どのようなときか。」旨質問したところ、警務部長から、「巡察官は、事件の重要度や取調べの状況等に応じて警察施設で行われている被疑者取調べの巡察を行なっているが、教養で立ち寄った施設において巡察を行う場合もある。」旨の説明を受けた。
委員が、「取調べで挑発を繰り返すような被疑者もいるが、取調べは警察の基本であり、今後も適正な被疑者取調べができるようにしっかりと教養をしてもらいたい。」旨発言した。
委員が、「監督対象行為における有形力の行使とはどのようなものか。」旨質問したところ、警務部長から、「有形力の行使の一例としては、被疑者取調べで警察官が机をたたくといった行為が挙げられる。」旨の説明を受けた。

(2)令和7年度第3四半期における監察の実施結果について

首席監察官から、

  • 警察署に対する監察、警察庁による監察

について報告があった。
委員が、「監察の指摘事項に口頭や文書といった分類があるのか。」旨質問したところ、首席監察官から、「県警が各署に行う総合監察は、指摘事項に口頭や文書といった分類は設けておらず、指摘事項があればその都度各署に改善させている。警察庁や九州管区警察局が県警に行う監察では、文書で指摘事項が届くため、その都度、改善している。」旨の説明を受けた。
委員が、「直近で県警が警察庁などから指摘された事項はあるか。」旨質問したところ、首席監察官から、「過去5年間は、警察庁などから大きな指摘事項を受けたことはない。」旨の説明を受けた。
委員が、「問題が発生する前は、兆候がヒントのように現れることから、これを見逃さない体制や制度作りが大事である。」旨発言した。
委員が、「小さな綻びが大きな問題につながるので、毎年の総合監察を通してしっかりと見直していくことが大事である。」旨発言した。
委員が、「非違事案防止対策研修会に参加したが、年代や階級などで分けられたグループ内で出席者が問題を自分のことと捉えて、どうすれば良いかを真剣に討議している姿を見てすばらしいなと思った。このグループ討議に首席監察官や監察課長が参加していることも良い点であり、参加者は首席監察官等の指示を一生懸命にメモしていた。今後も、このような取組を継続して行なってもらいたい。」旨発言した。
委員が、「非違事案防止対策研修会では、出席者が部下との接し方や指導方法などを紹介していたが、他人の指導方法を知ることは自分の仕事を行う上でとても参考になると思う。」旨発言した。
委員が、「警察が失敗すれば、他人の命を失うといった取り返しのつかないこともある。このことを肝に銘じながら県民のための警察官としての責任をはたしてもらいたい。」旨発言した。

(3)不発弾処理に伴う対応について

生活安全部長から、

  • 不発弾の発見・協議経緯、不発弾の処理実施日時、不発弾処理実施機関、不発弾の特徴、作業時間の見込み、警戒区域、避難指示の対象

について報告があった。
委員が、「佐賀県目達原駐屯地の部隊は、不発弾処理の専門部隊なのか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「そのとおりであり、警察が不発弾を認知した場合、まず熊本県にある陸上自衛隊第八師団司令部に通報し、その司令部から連絡を受けた陸上自衛隊西部方面後方支援隊第104不発弾処理隊が不発弾の映像や現場を確認して緊急に処理するかを判断している。」旨の説明を受けた。
委員が、「不発弾の処理は、危険を伴う作業だと思うが、無事に終わることを祈っている。」旨発言した。
委員が、「不発弾を処理する際の警察の役割は、どのようなものか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「不発弾処理時の警察の役割は、昭和33年7月4日付けの四省事務次官通達により都道府県警察は不発弾の処理が完了するまでの間、公共の安全確保のために必要な警戒措置をとることが定められており、具体的には自衛隊との連絡調整、自治体との協議、不発弾処理時における避難指示区域内の防犯活動や交通規制が上げられる。」旨の説明を受けた。
委員が、「避難指示区域は、爆弾の大きさで決まるのか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「そのとおりであり、避難指示区域は爆弾の大きさにより自治体が決定している。」旨の説明を受けた。
委員が、「不発弾処理日が1月17日の土曜日となった理由は何か。」旨質問したところ、生活安全部長から、「関係機関が県内の情勢を踏まえながら協議した結果、不発弾の処理日が決定した。」旨の説明を受けた。
委員が、「不発弾の監視は誰がしているのか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「発見当初は警察が不発弾を監視していたが、宮崎市の危機管理対策本部に引き継ぎ、現在は警備会社が24時間監視している。」旨の説明を受けた。
委員が、「不発弾の処理時間が午前11時からとなっているが、もっと交通量が少ない朝方の時間帯で作業することは不可能なのか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「不発弾処理の実施時間は、1月17日に大学入学共通テストが実施されることから、試験会場までの移動に支障が生じない時間帯に決定したと危機管理対策本部から聞いている。」旨の説明を受けた。

(4)令和8年「110番の日」の実施について

生活安全部長から、

  • 「110番の日」の趣旨、警察本部通信指令課「110番の日」実施行事、各警察署の実施行事、令和7年の110番受理件数(概数)

について報告があった。
委員が、「令和7年の110番受理件数が前年より約13,100件増えた原因は、治安が悪化しているからか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「110番の受理件数が増加した原因は、刑法犯認知件数が増加したことも一つの要因と考えられるが、令和5年から順次、各署に導入した一般加入電話の音声ガイダンスにより、これまで各署の一般加入電話になされていた各種問合せが110番通報されていることが大きな要因である。」旨の説明を受けた。
委員が、「110番の無効件数が多いと感じるが、どのような内容なのか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「令和7年の110番通報の無効件数の内容は、いたずら電話、無応答、間違えて警察に関係ない電話をした誤接である。」旨の説明を受けた。
委員が、「無効件数が多いと真に110番通報を必要とする人に悪影響を及ぼすことから、引き続き110番通報の正しい使い方を広報啓発してもらいたい。」旨発言した。
委員が、「スマートフォンの緊急通報機能を知らない人もいるので、この点を広報啓発していけば110番通報の無効件数が少しは減ると思う。」旨発言した。
委員が、「今年は一日通信指令官としてプロゴルファーにお越しいただいたことが報道されていたが、このように毎年、110番の日に合わせて様々な広報啓発活動を行なっていることが正しい110番通報の周知につながると思う。」旨発言した。

(5)SNSを利用した大麻等薬物密売グループの検挙について

刑事部長から、

  • 検挙月日、検挙罪名、検挙所属、主要被疑者(密売グループ)、事件の概要、適用法条・罰則

について報告があった。
委員が、「薬物に手を出せば人生が大きく狂うことになる。薬物事件を徹底的に検挙することが薬物を使えば必ず捕まるという抑止力になると思う。」旨発言した。
委員が、「中高生の若い世代を薬物から守るためにも、密売グループの仕入れ元に対する捜査を徹底して行なってもらいたい。」旨発言した。

(6)高齢者死亡事故多発警報発令中(1月5日~1月11日)の活動状況について

交通部長から、

  • 交通事故発生状況(速報値)、交通違反取締り結果、その他活動状況

について報告があった。
委員が、「高齢者死亡事故多発警報発令期間中に新たな交通死亡事故が発生しなかったことは、効果的な交通街頭活動や広報啓発活動のおかげであり、大変良かったと思う。」旨発言した。
委員が、「発令期間中の交通違反取締り件数が710件と多いのはなぜか。」旨質問したところ、交通部長から、「高齢者死亡事故多発警報発令期間中は、運転者への注意喚起のためにパトカーや白バイによる街頭活動を強化しており、街頭活動の時間が多くなることに連れて交通違反取締り件数も増加したと思われる。」旨の説明を受けた。
委員が、「一時停止線を大きく越えて停車する車を見かけるが、歩行者がいれば大きな交通事故となる。交通違反取締りは大きな交通事故の予防となることから、今後も積極的に取り組んでもらいたい。」旨発言した。
委員が、「警察官がスーパーで高齢者に反射材を配布する姿や、反射材の着用の有無で夜間の視認性が大きく変わる様子が報道されていた。今後も交通事故を未然に防止するために多くの方に反射材を配ってもらいたい。」旨発言した。
委員が、「加齢により注意力が散漫になったり、動体視力が低下したりすることは誰にでも起こりえることである。家族だけでなく地域全体で高齢者を見守る活動が大事だと思う。」旨発言した。

(7)その他

  1. 警備部長から、「当面の警備情勢について」の口頭報告があった。
  2. 本部長から、「委員の方々には年頭視閲式に御出席いただきありがとうございました。」旨の発言があった。
  3. 委員が、「年頭視閲式に初めて参加したが、規律正しい警察官の姿を見て爽やかな気持ちになった。」旨発言した。

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