掲載開始日:2021年7月30日更新日:2024年9月12日
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宮崎県内に652箇所の農業用ため池が存在します。
ため池は、長年にわたる稲作と人との関わりの中で形成された歴史のある施設です。
また、自然の湖沼と違い、人為的な操作により、水位が年間周期で大きく変動するという特徴を持ち、継続的な維持管理等、人間の働きかけによる環境に対応した様々な植物、水生昆虫、魚類、両生類、鳥類などが生息・生育し、良好な二次的自然空間が形成されています。
当ページは、県内のため池の紹介や防災情報を掲載しています。
平成30年7月豪雨を踏まえ見直しを行なった新たな基準により、再選定した防災重点農業用ため池(令和6年5月時点)を取りまとめました。
「防災重点農業用ため池」とは 決壊した場合の浸水区域に家屋や公共施設等が存在し、人的被害を与えるおそれのあるため池 |
5月時点において、新たな選定基準に基づき以下のとおり再選定されました。
農業用ため池の総数 |
うち、防災重点農業用ため池 |
---|---|
652箇所 |
419箇所 |
緊急時の迅速な避難行動につなげる対策のひとつとして、ため池の位置等を皆様に知っていただくため、宮崎県内の防災重点ため池マップを公表します。
ため池マップには、ため池名、所在地、貯水量、緊急時の連絡先等を掲載しています。
また、万が一ため池が決壊したときの備えとして、浸水想定区域も掲載しています。
県・市町村・ため池所有者との情報共有や、地域住民の皆様にため池の情報を知っていただくことを目的として、宮崎県内のため池データベースを公表します。
データベースには、ため池名、所在地、管理者、堤高、堤頂長、総貯水量、ため池の届出年月日等を掲載しています。
農業用ため池の管理及び保全に関する法律に基づき、ため池の保全に影響を及ぼすおそれのある行為に制限を付加し、適切な管理・保全に資することを目的に「特定農業用ため池」に指定しました。
特定農業用ため池の指定要件は防災重点ため池の選定基準と同一であるが、国・地方公共団体が所有する農業用ため池は指定の対象外
防災重点農業用ため池に係る防災工事等の推進に関する特別措置法に基づき、防災重点農業用ため池の防災工事等の集中的かつ計画的な推進を図ることを目的に「防災工事等推進計画」を策定しました。
県内では防災重点農業用ため池を対象に、万が一ため池が決壊したときに備えて、浸水想定区域や避難場所等が表示された「ため池ハザードマップ」を作成しています。
ため池ハザードマップは、地域住民の皆様の自主防災意識の向上を図ったり、ため池の防災対策や被害軽減に役立てるものです。
このポータルサイトのリンク先で、県内のため池ハザードマップを閲覧することができます。地域の安全確認やため池ハザードマップの作成の際の参考などにご活用ください。
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農政水産部農村振興局 農村整備課農地防災担当
〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号
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