掲載開始日:2017年4月26日更新日:2023年9月14日

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1日のスケジュール

 家畜保健衛生所(日高主任技師の場合)

タイムスケジュール

  • 8時登庁、出張準備
  • 9時00分農場へ出張(採血、巡回指導等)
  • 11時30分帰庁(車両・使用器具消毒)
  • 13時00分解剖
  • 15時00分室内検査(細菌検査、糞便検査)
  • 17時00分事務処理
  • 17時15分退庁

室内検査の様子

室内検査

牛に注射をしている様子

牛の採血

都城家畜保健衛生所日高慎也

業務は主に、農場巡回や防疫指導、家畜伝染病の検査です。また、海外での伝染病の発生状況や地域で問題になっている病気について研修会も実施しています。

本県は、家畜の頭数が多いため、病気にかかる牛も多く、子牛の下痢や肺炎などが農場内にまん延することがあります。その際には現場の獣医師と一緒に農場を訪問して聞き取り調査を行なったり、各種検査や解剖などの結果をもとに原因の究明を行うこともあります。

また、口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザといった家畜伝染病の発生に備え、迅速に対応できるよう日頃から演習なども行なっています。大変な仕事ですが、宮崎の畜産を支えるために重要なことだと考えているのでとてもやりがいを感じています。

 保健所(水永主任技師の場合)

都城保健所主任技師水永夕葉担当業務は、総合衛生管理製造過程承認施設又は特定業種等の食品衛生に係る助言や監視指導、県民の方々からの相談対応、違反食品等の調査が主な事業となります。具体的には、年間監視指導計画をもとに、食品関連施設への立入調査を実施しています。

また、食品の収去検査計画をもとに収去検査を実施し、検査結果が規格基準に不適合となった場合や表示基準に違反する食品が発見された場合なども立入調査を実施し、原因の究明、改善指導を行なっています。

このほか、事業者等に対する衛生講習会において食品衛生の向上に貢献できるよう講師として助言を行なっています。仕事を通じて多くの事業者の皆さんと交流する機会があり、有意義な経験が積める職場だと思います。

タイムスケジュール

  • 8時10分登庁、施設立入前準備
  • 8時30分講習会資料作成・事務処理
  • 10時00分食品製造施設へ立入検査
  • 12時00分帰庁・昼休憩
  • 13時00分講習会前準備
  • 13時30分食品関連施設での講習会実施
  • 16時00分帰庁・日報作成等
  • 17時15分退庁

 

立ち入り検査

講習会開催

 衛生管理課(金指主任技師の場合)

タイムスケジュール

  • 6時00分犬の散歩、猫2匹の餌やり
  • 7時30分趣味のサイクリング(通勤)
  • 8時00分登庁
  • 9時00分県内で発生した食中毒事案の整理、分析
  • 11時00分保健所との会議資料作成
  • 15時00分翌日のテレビ出演の打合せ、準備
  • 17時15分退庁
  • 18時00分晩酌

 

金指主任技師

 

衛生管理課の業務は、予算編成、議会対応、国や他の自治体との連絡調整など多岐にわたりますが、最も重要なのは、食品の安全性を確保することで、県民の健康被害を防止することです。

身近なところでは、食中毒が起こった場合、保健所が原因の調査などを行いますが、原因施設が県外にあったり、患者の方が県外にいたりした場合は、衛生管理課が中心となって情報の整理や、関係する自治体と協力して全容の調査を行います。

さらに、再発防止のために、事業者や消費者に対する啓発が必要な場合は、報道機関に情報を提供したり、ときには自らテレビに出演して注意喚起を行なったりします。

このほか、飲食店や製造施設の監視や、市販品の調査などについて、年間を通じて効率的に行うための計画の立案や、県内の保健所で問題を協議するための会議の企画も行なっています。

業務の幅が広く、大変なこともありますが、食品衛生を中心に、県全体の動きを俯瞰することができるので、非常に面白い仕事だと思います。

お問い合わせ

農政水産部畜産局 家畜防疫対策課防疫企画担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7329

メールアドレス:shinsei-kachikuboeki@pref.miyazaki.lg.jp