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掲載開始日:2021年9月3日更新日:2021年9月3日

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消費者物価指数令和2年基準改定の概要について

改定の趣旨

消費者物価指数は、基準時の消費構造を一定のものに固定し、これに要する費用が基準時に比べてどれだけ変化したかによって物価の変動を表すものです。

しかし、消費構造は、新たな財及びサービスの出現や嗜好の変化などによって変化するため、長い期間固定すると次第に実態と合わなくなります。
そのため、消費者物価指数の「基準改定」を、5年に1回、西暦年の末尾が0又は5の年に合わせ実施しています。

基準改定」においては、基準時及びウェイトの改定、指数に採用する品目の改定などを行なっています。

主な改定内容

1.指数の基準時及びウェイトの参照年次の改定

数の基準時とウェイトの参照年次が、それぞれ平成27年から令和2年に改定。

2.品目の改定

指数品目について、家計消費支出における重要度が高くなった品目(30目)を追加し、重要度が低くなった品目(28品目)を廃止しています。

また、あわせて、品目の統合等も行い、この結果、令和2年基準指数に用いる品目数は、582品目となりました。

  • 【追加品目(30品目)】
    シリアル、屋根修理費、ソファ、子供用ズボン(春夏物・秋冬物)、軽度失禁用品、ドライブレコーダー、タブレット端末、クレンジングなど
  • 【廃止品目(28品目)】
    もち米、整理だんす、男児用ズボン、出産入院料、固定電話機、幼稚園保育料、携帯型オーディオプレーヤーなど
  • 【統合品目(10品目→5品目)】
    牛乳(配達)/牛乳(店頭売り)→牛乳など

3.ウェイトの改定

従来どおりであれば、更新する指数の基準年次と同じ令和2年の家計調査結果等を用いて作成するところですが、令和2年基準の消費者物価指数の計算に用いられるウェイトについては、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、家計調査の令和元年(平成31年)及び令和2年における平均1か月間の1世帯当たりの品目別消費支出金額を基に作成されています。

崎市における10大費目別ウェイトは次のとおりとなっています。

 

平成27年基準

令和2年基準
総合 10,000(10,000) 10,000(10,000)
食料 2,711(2,623) 2,721(2,626)
住居 1,799(2,087) 1,628(2,149)
光熱・水道 680(745) 655(693)
家具・家事用品 383(348) 405(387)
被服及び履物 376(412) 347(353)
保健医療 490(430) 487(477)
交通・通信 1,631(1,476) 1,902(1,493)
教育 323(316) 305(304)
教養娯楽 936(989) 887(911)
諸雑費 672(574) 664(607)
  • (注意1)()内は、全国のウェイトです。
  • (注意2)食料以下を合計すると10,000となります。ただし、四捨五入の関係から一致しない場合もあります。

関連するページへのリンク

令和2年基準改定のくわしい内容については、総務省統計局のホームページをご覧ください。

お問い合わせ

総合政策部統計調査課 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-29-0534

メールアドレス:tokeichosa@pref.miyazaki.lg.jp