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県広報みやざき

【県政トピックス】「フードビジネス」の新たな展開に向けて
 本県の大きな強みである「食」!
 県では、平成25年3月に策定した「みやざきフードビジネス振興構想」において、@生産者所得の向上、A県内の生産力向上・高付加価値化の推進、B「食」による観光宮崎の新生、の3つの重点項目を設定し、フードビジネスを進める上での構造的課題に取り組むとともに、食肉の販路拡大や産地力の強化など10のプロジェクトの推進を図ってきました。
 着実な成果を挙げた第1期(H25〜H27)に引き続き、第2期(H28〜H30)では、「展開」をテーマにフードビジネスのさらなる飛躍を目指します。

フードビジネスの成果
 
 本県の豊かな農林水産物を核とした裾野の広い食関連産業の成長産業化を目指して、平成25年にスタートした「みやざきフードビジネス振興構想」の取組は3年半が経過しました。
 この間、フードビジネス推進大会の開催などにより機運の醸成を図りました。さらに、「みやざきフードビジネス相談ステーション」などの相談窓口の整備、「みやざきフードビジネスアカデミー」などの人材育成メニューの提供、「フード・オープンラボ」の設置や各種支援策の充実などの推進基盤の整備・強化に取り組んできました。
 その結果、フードビジネスという考え方が県民の皆さまに広く浸透するとともに、県内企業等における設備投資の拡大や新商品の開発、国内外の新たな販路開拓など、フードビジネスの動きが活発化しました(3年間の波及効果は約696億円と試算)。
 例えば、東アジアや北米に向けた宮崎牛の販路拡大や出荷量日本一となった本格焼酎の生産拡大、国内初の養殖技術による宮崎キャビア1983の販売、ミラノ国際博覧会への出展など、取組の成果が着実に現れています。
 これらの取組により、構想策定時から、食料品や飲料等の製造品出荷額が約700億円増加しました。
 

新たな展開へ
 
 今後とも構想の目標である「食関連産業の成長産業化と雇用の創出」を確かなものとするため、県内産学金官の力を結集したオールみやざきでさまざまな取組を展開していきます。
 その中で、新たな取組のひとつが「宮崎オススめし総選挙」!
 構想の重点項目のひとつである「食」による観光宮崎の新生のため、投票形式で県内の食資源を掘り起こし、食の魅力の情報発信により、観光客の増加などを目指します。
 県民の皆さまの御協力なしには成立しないこのプロジェクト。観光宮崎の新生に向けて、本当は誰にも教えたくないイチオシのメニューをぜひ教えてください!
 
フードビジネス推進の成果/平成28年度フードビジネス推進方針
 
フードビジネスの推進基盤
 
フードビジネス推進課 TEL0985(26)7052


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