県広報みやざき

県政トピックス

めざせ!「筋肉質」な県庁! ~行財政改革に取り組んでいます~

社会経済情勢が大きく変化する中、多様化・高度化する県民の皆さんのニーズに迅速・的確に対応していくためには、組織的にも財政的にも体力のある県庁でなくてはなりません。
一方で、県の人員や財源は限られています。
このため、県では、平成27年に策定した「みやざき行財政改革プラン(第二期)」に基づいて、行財政改革に取り組んでいます。
このプランでは、効率化を進めて単に「痩せる」だけではなく、県の目標の実現のために「筋肉質」な県庁を目指しており、次の4つの視点で改革に取り組んでいます。

1 効率的で質の高い行政基盤の構築

【主な取り組み】

適正な定員管理

県では、これまで、事務事業の徹底した見直しや業務の外部委託などを推進するとともに、出先機関を含めた組織の統廃合を進めてきました。
その結果、平成29年度当初の知事部局などの職員数は、平成18年度比で409人削減し、3,801人となりました。

最近の職員数の推移グラフ

適正な給与管理

職員の給与については、国や民間企業などとのバランスを考慮した適正な管理に努めています。

職員の平均給料月額と平均年齢

期末・勤勉手当

2 県政運営を支える人材づくりと県有財産などの資産の有効活用

【主な取り組み】

意欲と能力に満ちた人材の育成

  • 職員研修の充実による能力開発
  • 新たに「人事評価制度」を導入

県有財産などの資産の有効活用

  • 未利用財産の売却(昨年度21件、約4億円)
  • 「ひなたGIS」の一般公開による県保有データの有効活用
    ※ひなたGIS…利用者がさまざまなデータを地図上に重ね合わせることで、地域の特色などを見えるようにするシステム

3 県民の皆さんのニーズに即した行政サービスの提供

【主な取り組み】

県民の皆さんのニーズの的確な把握と県政への反映

  • 知事との対話事業(知事とのふれあいフォーラム)の実施
  • パブリック・コメントの実施
    ※パブリック・コメント…県の基本計画の策定などに当たって県民の皆さんの意見を聴くもの
  • 県民意識調査の実施

県民サービス・利便性の向上

  • 「マイラインサービス」を週1回の発送から毎日へ
    ※マイラインサービス…市町村立図書館・室を通して県立図書館の本を届けるサービス
  • 自動車税のコンビニ納付およびクレジットカード納付の整備

4 持続可能な財政基盤の確立

【主な取り組み】

効果的・効率的な歳出の実現

  • 民営化や民間委託、NPOなどとの協働による役割分担
  • 県営施設の指定管理者制度の導入

歳入確保の強化

  • 個人住民税の歳入確保強化のための、県から市町村への職員派遣および県と市町村間での徴収引継の実施
  • ネーミングライツによる収入確保
    ※ネーミングライツ…施設の名称にスポンサー企業の社名やブランド名を与える権利

県民本位の行財政改革をさらに推進し、持続可能な行財政基盤の確立を図っていきます。

お問い合わせ
行政経営課
0985(32)4473
  • 宮崎県
  • 読者プレゼントはコチラから!
  • みやざきの肉料理レシピ

ページトップ
へ戻る