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県広報みやざき


知事コラム こんにちは!河野です JR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」が、10月15日から運行を開始しました。九州各地をめぐり、3泊4日で39〜98万円という豪華観光寝台列車。年内出発分の平均倍率は7倍超、来年6月まで予約で一杯と、大変な人気です。
 先日、ひょんなことから乗客の皆さまを知事室にお招きする機会がありました。「ななつ星」は、毎週水曜の朝に宮崎駅に到着し、専用バスに乗り換えて宮崎神宮や青島神社を観光します。その日は、あいにくの雨模様。青島への観光を中止し、宮崎県庁にお立ち寄りいただくことになったのです。
 お客さまは、金婚式の記念に参加されたご夫婦など、多くは年配のカップル。皆さんが口をそろえて「朝食で食べた宮崎県産の朝採れ野菜やトマトジュースがとても美味しかった。」とおっしゃるのをうかがい、うれしくなりました。
 本県で製品化したキャビアの話をしたところ、「宮崎牛以外にも、そんな特産品があるのですね。ぜひ食べてみたい!」と大いに興味を持たれた様子でした。
 世界三大珍味の一つとされるキャビアは、チョウザメの卵。ついに11月22日から本県産のキャビアが発売となりました。
 ブランド名は「MIYAZAKI CAVIAR 1983」。本県がチョウザメの研究に着手したのが1983年。その後、国内で初めて稚魚の量産技術を確立し、キャビアの美味しさを最大限引き出す熟成方法など、生産から利用に至るまでの技術を確立。現在、本県は「日本一のチョウザメ養殖産地」となっています。このブランド名には、この30年にわたる研究の集大成としての自信や誇り、そして信頼が込められているのです。
 「MIYAZAKI CAVIAR 1983」は、国産で唯一の「本格熟成キャビア」。輸入キャビアのような長期保存を目的とした高塩分処理、低温殺菌、防腐剤の添加を一切行わず、伝統的な製法で熟成。岩塩のみで薄く味付けし、キャビア本来の味を楽しんでいただくことができます。舌の上でとろけるような食感とともに、まろやかで奥深い味わいが広がり、豊かな香りとその余韻が残ります。一流シェフからも、世界レベルの味だと高い評価をいただいているとのこと。 基本価格は、瓶入り20gで一万円(税別)。
 「食の王国みやざき」に、新たな魅力が加わりました。フードビジネスの展開にあたり、大いなる可能性を秘めた期待の新星です。キュウリやトマトといった新鮮野菜から、日本一の宮崎牛、さらにはキャビアに至るまでの豊富なラインナップ。宮崎の食材で世界を幸せに!

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