県広報みやざき
重い病気や事故などで臓器の機能が低下することにより、全国で約一万三千人の方が臓器の提供を待っています。 運転免許証や健康保険証の裏面などでは「死後に臓器を提供してよい」という意思表示をすることができ、年間約三百人の方への臓器移植の手助けとなっています。 臓器移植は臓器機能が低下した方の根治療法になります。この機会に臓器提供の意思表示について家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。
骨髄移植は、健康な方から採取した骨髄液を、白血病などの血液難病の患者に注入し、血液を作る機能を回復させる治療法です。 国内では年間約千三百人が骨髄提供を受けていますが、一人でも多くの患者に骨髄移植の機会が巡ってくるよう、提供登録者を増やしていく必要があります。 骨髄バンクへの登録は県の各保健所や宮崎市内の献血ルームカリーノおよび県内を巡回している献血バスで受け付けています。 登録日など、詳しくはお近くの保健所にお問い合わせください。
結核は過去の病気というイメージがありますが、現在でも年間約二万人以上の患者が発生している感染症です。 結核は患者の咳などから空気中に排出された結核菌を吸い込むことで感染しますが、感染しても必ず発病するわけではなく、体力があれば結核菌の増殖を抑えることができます。 仮に結核を発症したとしても毎日きちんと薬を服用すれば治りますが、自身や家族・友人が結核に感染しないためにも早期発見・治療が大切です。 定期的な健康診断を受診し、次の症状が長く続く場合は医療機関に相談しましょう。 ●咳(せき)が2週間以上続く ●痰がでる(血が混じる) ●体がだるい、微熱が続く
県では、市町村や日本赤十字社宮崎県支部などと協力し、献血についての啓発事業を行っています。 輸血による副作用のリスクを減らすため、献血量が多い400ミリリットル献血や、血小板や血漿などの必要な成分だけを採血する、献血者にとって負担の少ない成分献血にご協力ください。 ※移動献血バスの運行状況など、詳しくは日本赤十字社九州ブロック血液センターのホームページをご覧ください。
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