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県広報みやざき


健康レポート
フッ素で子どもの歯を守ろう!
 宮崎県の子どもたちにむし歯が多いことはご存じですか?
3歳児一人平均むし歯数は、平成24年度に全国0・68本、宮崎1・19本で全国44位、12歳児一人平均むし歯数(永久歯)は、平成25年度に全国1・05本、宮崎1・5本で全国44位となっています。
●むし歯予防の3つの方法をバランスよく行うことが大切です!
(1) フッ化物の利用
フッ化物洗口など
※加えて、シーラント(歯の噛み合わせの溝に樹脂を流し込む歯科医院で行う処置)の併用が効果的です。
(2) 甘いものの適正摂取
おやつの回数、量を減らし、時間を決める。
(3) 歯みがき、デンタルフロス
歯みがきは歯周病予防に有効です。歯と歯の間のむし歯予防にはフロスが有効です。
 図のように、溝の中が磨けないため、歯みがきだけでは、むし歯を予防することはできません。
 世界各国にくらべ、日本はフッ化物の利用が遅れていると言われています。
●フッ化物を使用するむし歯予防の方法は?
(1)フッ化物洗口
(2)フッ化物塗布
(3)フッ化物配合歯磨剤
(4)水道水フロリデーション
 水道水中のフッ素濃度を調整する方法です。むし歯予防に最も効果的です。
日本では実施されていませんが、世界では広く実施されています。
 
●フッ化物洗口によるむし歯予防の効果は、30〜80%といわれています
※「う蝕予防のためのフッ化物洗口マニュアル」より
 フッ化物はむし歯予防に効果的で安全な方法です。宮崎県内の保育所や幼稚園、小・中学校でも実施するところが増えています。特に、日本では水道水フロリデーションが実施されていないため、子どもさんの歯を守るために、ぜひ、フッ化物洗口を受けるようお勧めします。
6月4日〜10日は「歯と口の健康週間」です!
 子どもたちの今と将来の健康を支えるために、むし歯予防をしませんか?

問 健康増進課 電話 0985(44)2621
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