ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの出会い
(西都市・宮崎市)
西都原周辺は、ニニギノミコトがコノハナサクヤヒメと出会い、結婚を申し込んだ地と伝えられています。
西都市には、ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの御陵と伝えられる男狭穂塚・女狭穂塚古墳やコノハナサクヤヒメをまつる都萬神社など、神話ゆかりのスポットが数多くあります。
宮崎市南部の木花地区にもコノハナサクヤヒメにまつわる伝承が残されています。木花の地名は「このはな」に由来すると伝えられ、地区にある木花神社にはコノハナサクヤヒメとニニギノミコトがまつられています。
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コノハナサクヤヒメ 3皇子の出産
(西都市・宮崎市)
ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメはめでたく結婚し、子どもを授かりますが、ニニギノミコトは他の神の子ではないかと疑います。
失意のコノハナサクヤヒメは、炎の中でホデリノミコト(海幸彦)、ホスセリノミコト、ホオリノミコト(山幸彦)の3皇子を出産しましたが、再びニニギノミコトに心を開くことはありませんでした。
西都市には、産屋の跡と伝えられる無戸室(うつむろ)跡や3皇子の産湯に水を使ったと伝えられる児湯の池があります。
また、木花神社の境内にも無戸室跡や産湯に水を使ったと伝えられる霊泉桜川があります。 |