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宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校の 職場体験がありました
 
 宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校の職場体験がありました。今回は3年生の男子生徒1名が2日間体験に来ました。五ヶ瀬中等教育学校の職場体験は、生徒自身の関心や考えで体験先を探し、受入の交渉についても電話や手紙等により自ら行われています。

職場体験の内容

[実施人数]  宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校3年生 男子生徒1名 
[実施期間]  平成25年7月29日(月)と8月1日(木)の2日間 
[体験内容] ○バイオマス燃料などに使われる木材のチップやのこくずに含まれている水分の測定
 →目的:バイオマス燃料に使われる木材に含まれる水分量を知ってもらう

○3種類の木材(スギ、ヒノキ、マツ)の密度とヤング係数の調査
 →目的:樹種による木材の特徴の違いや、同じ樹種でも丸太のどの部分を製材するかによって性質が違うことを知ってもらう

[密度とヤング係数の調査の様子]
試験機に板材を設置  板材に重りを載せ、どのくらい木材が曲がるかを調査
板材がどのくらい曲がったかを記録
  

職場体験を終えて

<男子生徒からの感想>
 職場体験を終えて、「(センターでは)自分で想像していた以上の研究をしていることが分かりました。将来的には研究職につきたいので、よい体験になりました。今まで自分が見たことがない機械にふれられたことが楽しかったです。」という感想を聞くことができました。

<木材利用技術センターからのメッセージ>
 暑い中、一生懸命に頑張っていたと思います。ただ単純に作業をするのではなく、何故、その作業をしているのかに気付いてもらえたと思っています。
 一口に木材といっても、丸太のどの部分を製材するかによって、同じ板材でも一枚一枚の性質が違うということを感じてもらい、少しでも木材について興味を持ってもらえることを期待しています。さらに、環境問題についても考えるようになってほしいです。(小田材料開発部長)
 
男子生徒(左)とセンターの小田材料開発部長(右)