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2024年度日本木材学会で 地域学術振興賞を受賞しました
 令和7年3月に仙台で開催された2024年度日本木材学会大会で、当センターの荒木副部長が第33回日本木材学会地域学術振興賞を受賞しました。
日本木材学会地域学術振興賞          木材加工部 副部長 荒木 博章
<受賞内容>
 熊本県、宮崎県における地域材活用に向けた研究開発及び技術支援の取り組み
受賞理由>
 熊本県林業研究・研修センターを経て、令和3年から宮崎県木材利用技術センターに所属し、地域材活用に向けた試験研究を進めるとともに、非住宅をはじめとした木造建築物を実現するための試験、また、合板や接合金物等の製品開発への技術支援に取り組んできました。さらに、国産材のツーバイフォー材利用に関する性能評価を行うとともに、住宅メーカー、製材工場及びパネル製造工場と連携して製品安定供給体制の構築に尽力し、熊本県産スギたて枠材を採用したツーバイフォー集合住宅の実現、また、宮崎県産材を使ったツーバイフォー住宅実現の技術支援を行うなど、同工法建築物への国産材利用の拡大に貢献をしてきたことが評価されました。
荒木副部長

2024年度日本木材学会で 技術賞を受賞しました
 令和7年3月に仙台で開催された2024年度日本木材学会大会で、当センターの須原副部長が第26回日本木材学会技術賞を受賞しました。
日本木材学会技術賞                材料開発部 副部長 須原 弘登
<受賞内容>
 製材乾燥機排蒸気からの精油回収装置の開発及び回収した精油の用途開発

<共同受賞者>
 川波 宇澄 氏   株式会社 黄河
 片岡 郷 氏     アットアロマ株式会社
 深津 信一 氏   株式会社深津製材所
技術開発の概要>
 木材乾燥時に排出される蒸気から、精油(木材の香り)を効率的に回収することができれば、精油を利用したアロマ製品や、機能性を利用した様々な製品の開発、これによる製材業者、林業関係者の所得向上が期待できることから、木材乾燥機排蒸気から精油を回収する装置の開発及び回収した精油の用途開発を行いました。
須原副部長
 本技術は製材工程から副産物として精油を回収できる点、装置の製造、回収した精油の販売、そして精油の商品化という流通モデルを形成するに至った事で、本技術の今後の事業化のロールモデルができた点が評価されました。